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再生可能エネルギーの技術動向及び東北六高専連携震災復興高専プロジェクト研修会を開催しました

12月4日、鶴岡高専で進めている再生可能エネルギーを活用した分散セキュリティシステムの現地見学や震災復興高専プロジェクトにおける鶴岡高専の取組み、マイクロ水力発電の取組についてのシンポジウムを鶴岡市メタボロームキャンパスで開催しました。

 

分散セキュリティシステムとは、ソーラーと風力で発電したエネルギーをリチウムイオン電池などのバッテリーに蓄電し、通常時は環境モニター(気温、湿度、放射線量、風力など)や通信サーバー用の電源として使用します。何らかの災害等で東北電力の電力系統が停止した場合には、バッテリーに蓄電したエネルギーを即座に衛星通信サーバー向けに切り替え、衛星経由のインターネット通信を構築し、非常時の情報遮断を回避出来るシステムです。リチウムイオン電池は可搬式ですので必要な場所へ運んで携帯電話などの充電に用いることも可能です。

 

シンポジウムでは電気電子工学科・神田和也教授と機械工学科・本橋 元教授が講演を行い、県内企業・県関係職員方、約50名が参加しました。

 

講演会の様子

 

オープンラボで説明する佐藤貴哉教授

 

 熱心に話を聞く企業の皆さん

 

また、講演会終了後には、同キャンパス内にある「鶴岡高専地域共同テクノセンター・サテライトラボ」を見学し、オープンラボとして鶴岡高専の研究成果に触れて頂きました。

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